「猫に小判」とはよく言ったもので
「猫に小判」とはよく言ったもので
今日も読んでくださりありがとうございます。「らーまの日記」では、私の身の回りで起こった出来事など、何気ない日常を書いています。
知らないって損することの方が多いのかも
先日の話です。父親の入院保険を請求しようと、近くの郵便局へ行きました。手続きを待つ間に窓口へやって来た80代くらいと思われる女性が、「息子がいらないというから、これを入金できますか?」と言って、金色の硬貨を窓口の職員へ差し出していました。見るからに、何かしらの記念硬貨だと思われました。
職員は、「できますよ。」と答えたので、女性は、「この通帳に入金してほしい。」と、通帳を差し出しました。職員は、女性に入金に必要な用紙を渡し、記入するよう伝えていました。
その間、職員は後ろで何かしらその高価を調べている様子でした。女性が、用紙に記入し終わった頃、職員は、「この硬貨。金貨として買い取ってもらった方が値段がつくと思いますよ。」と、伝えていましたが、その女性は理解したのか、できなかったのか、面倒だからか、「いいから、入金してください。」と、職員に伝えていました。
その様子を見ていた私は、「それなら、私の500円と交換してください!」と、心の中で叫んでいました(笑)。
本物の価値を知らない日本人が多いそう
私は昨年末に、母親が保有していた貴金属を手放しに行った経験があります。その時に、18金と24金の見分け方を聞いていました。24金の方が黄色が鮮やかだそう。
その女性が差し出した硬貨は、間違いなく黄色く24金と分かるものでした。今の金相場は、1グラム1万円を超えるそうです。
ということは、その女性が差し出した硬貨は500円どころの価値ではなく、数万円はするのも。それを、知らないであろう女性とその息子さん。
ことわざにある「猫に小判」とは、このことを言うのだろうと、目の当たりにした出来事でした。
そもそも、私たち日本人は、本物を知らなさすぎるそうです。確かに、私も金について知らなかったし、ダイヤモンドについても何も知りませんでした。
何かしら、機会があれば、もっと本物を見て触れていきたい。そのように思った日でした。
あなたは、本物を見て、それに触れた経験はありますか?
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