父親の本音が発覚!妻のことは好きではなかったけれど結婚した
父親の本音が発覚!好きではなかったけれど結婚した
今日も読んでくださりありがとうございます。「らーまの日記」では、私の身の回りで起こった出来事など、何気ない日常を書いています。
本音が思わずポロリ
要介護5で寝たきりの、施設に入所している父親(83歳)の元へ面会に行った時のことです。
先月末に、喉に痰が詰まり命の危機から脱出した父親です。施設側は、父親の食事の量も落ち、もう駄目だろうと看取りの確認をされたので、私たちも覚悟をしていました。
が、父親に毎日会いに行き、飲みたいと言うビールを飲ませ、食べたいと言ったケーキ、コッペパンを食べさせ、その他に家で作った甘酒とみかんを食べさせていたところ、父親は大きな口を開け、喉に詰まらせることなく上手に食べており、かなり回復していきました。
施設側にそのことを話し、食事を少しの量だけでも再開してもらいました。
日曜日は私がお昼を持参し、食べさせていました。その時、やはり痰が少し絡むので、私が父親の口の中の痰を取り除いていると、父親は、
「妻はそんなことしてくれなかった。あいつのことは好きではなかったけれど、結婚したしな。」
と、突然本音を話したので、こっちはびっくり!
まだ父親も元気だったころ、私は、父親は母親のことを好きだと思っていたので、この突然の告白には本当に驚きました!
さらに父親は、「結婚したのは、周りに早くしろ!と、進められたから。でも、結婚して家も建てたし、故郷にも胸を張って帰れたし、子どももできたからな。」と。結果オーライ的なことを言っていました。
思いはお互い様でしょう
私から見た両親は、母親は父親のことが好きではなく、父親は母親のことが好きだと思っていました。でも、振り返ってみると、当時事情があり、母親が兄夫婦の家に住むことになり、数年離れて暮らしていました。
その母親が、突然帰ってくることになった時、父親は、
「別に今更、帰ってこんでもいいのに。」
と、喜ぶ様子がなかったなぁ。そして、母親が帰って来てからは、ほぼ毎日ケンカしていたっけな。
どちらも、好きという気持ちは無くなって(最初から無かったのか)、仕方がないから惰性で夫婦をしているのでしょう。世の中、その様な夫婦は多いもの。お互い様でしょうね。
そんな父親の言葉を聞いて、私は「仲の悪い両親がいる家にあまり居たくない」と、よく次女を連れ出していたときの気持ちを思い出しました。その気持ちは、夫と離婚したいと思っていたときの気持ちにも似ているように感じます。
夫婦であろうとも、親であろうとも、仲が悪い人たちの波動の中には居たくないものです。お互い、波動が合わなくなった時が、離れ時なのかもしれませんね。
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