まさか、私が警察官になるなんて!
まさか、私が警察官になるなんて!
私の人生で、「まさか!」の出来事を書いていこうと思います。「まさか!〇〇だなんて!」シリーズです。どうぞ、お楽しみください。
中学までは学校の先生になろうと思っていました
中学3年生の時、漠然と未来は学校の先生にでもなろうかと思っていました。ただ、特に憧れの先生がいたわけでもなく、本当に漠然と将来を夢見ていたとまでは言い難いので、描いていた私がいました。
普通科の高校へ進学した私は、高校教師が専門分野だけを教えていて、中学生とは違い大変そうに見えなかったので、1年生の時に高校教師になろうと思いました。
でも、何の教科がいいだろうか考えた時、運動することが好きで得意だったのもあり、保健体育の教師を思い描きました。がしかし、私は運動で唯一水泳が大の苦手でした。
もし、大学へ進学し体育学部だとしたら、海での遠泳の授業があることを知りました。ほとんど泳げない私には、殺人的行為。海で溺れる自分が想像できたので、その時点で教師になる思いは諦めました。
警察官になってオリンピックに出たい!
それからの私は、将来、どうしたものか考えあぐねていました。私が通っていた高校は進学高で、学校での成績が悪くなかった私には、指定校推薦で大学へ進学する方法もありました。
でも、これといって大学へ行ってまで学びたいことが無かったし、やりたいことも無かったので、私の心は「人生迷走中」状態でした。
高校2年生の時、たまたま見ていたテレビに、オリンピックのエアピストル競技でメダルを取った中部地方出身の女性警察官がインタビューされているのを見て、
「私も、オリンピックに出てみたい!警察官になればいいんだ!」
と、突然、とても大きな未来を描くことができました。
自分の人生は自分で決める!
それからの私は、母親にその夢を話し、3年生から公務員の専門学校へ通うことにしました。
後から知った話で、母親は私が警察官になってほしくなかったそう。その理由が、「世間からお金がないから大学へ行かせられないと思われたくなかった」というものだったそう。
そんな、世間体大好きな母親の気持ちをぶった切り、私は自分の人生を自分で決めたのでした!
周りの同級生たちも、私が警察官になることを話したところ、大学へ進学するものだと勝手に思われていたのもあって、とても驚かれました。
その後、無事、採用試験に合格し、警察官となりました。
残念ながら、私が警察官になってからエアピストル競技は、オリンピック種目から無くなっており、オリンピックへ出場する夢は叶いませんでしたが、あの時、あのインタビューを見ていなければ、私が警察官になることはなかったのでしょう。
でも、そうなるように生まれてきていたのだから、偶然ではなく必然だったのでしょう。
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