まさか私がスピード結婚するなんて！

私の人生で、「まさか！」の出来事を書いていこうと思います。「まさか！〇〇だなんて！」シリーズです。どうぞ、お楽しみください。

運動好きな男勝りの学生時代

私は幼少の頃より、動いている方が好きで、暇な時間のほとんどを外で過ごしていました。小学２年生の５月まで、母親が務める保育園内に居住していたのもあり、園が休みの日は広い園庭で一人でも滑り台やジャングルジム、鉄棒を自由に使って遊んでいました。

今でも覚えているのが、小学１年生の時。滑り台の階段をどの高さからジャンプして飛び降りられるのかチャレンジを楽しんでしていました。２ｍくらいの高さからは、まるで忍者のように余裕で飛び降りていました。

保育園建物内にある２階へ上る階段を、何秒で駆け上がれるのか、何度もダッシュすることを楽しんでいました。

好きで体力トレーニングをしていたおかげで、小学校では同級生はもちろんのこと、先生からも一目置かれるくらい体力も運動神経も飛び抜けていました。

小学４年生から始まった部活では、ソフトボール部に入部。５年生からピッチャーをすることになり、コントロールの定まらなかった６年生に変わりエースナンバーを渡され、公式戦で投げていました。

６年生になってからは、急速も伸び、コントロールも抜群で、試合にはエースで４番。男子も驚くほどの選手に成長していました。

なぜか闘争心に薄かった

スポーツは勝負の世界。でも、私には、勝ち負けはあまり気にならず。自分が投げ、打ったボールが思い通りのところへ行くことを喜びと感じていました。

中学では勝ち負けにこだわる人に囲まれてのソフトボールで、精神的に伸び悩む自分がいました。小学生の頃より体重が４キロほど落ちていたのもあって、投球にスピードが乗らなかったり、ボールのサイズが少し大きくなったのもあったのか、性急にも苦しんでいました。

先輩、後輩という、私にとって、面倒だと感じる人間関係も伸び悩む原因だったのかもしれません。

高校生になって、ソフトボール部が無かったのもあり、幼少から好きだった、シンプルに走る部活「陸上競技部」に入部しました。高校では、先輩、後輩がそれほど厳しくなく、実力主義の世界。１年生までは、伸び伸びと練習に集中していました。

２年生からは、ケガをしたせいもあって練習をさぼることが多くなり、３年生の春のインターハイ予選まで、趣味のように楽しく部活に参加していました。

今でも、私たちの学年は後輩たちに好かれていて、食事など声掛けをしてもらうことが多く、先月も久しぶりの食事会を同級生と後輩たちで楽しんできました。

後輩たちに理由を聞いてみると、

「一人一人が自立していて、でも仲が悪いわけではなく、穏やかで楽しそうな先輩たちがうらやましかったです。」

と、話してくれました。そういえば、後輩たちは何だかギスギスしていたような～。

結婚はしないと思っていました

高校の同級生から思われていたのは、

「警察官になったら、退職まで結婚せずにやっていそうだね。」

と、私もそうかもしれないな～、と思っていました。

実際、警察官になり、私と仲の良かった同級生や同期生が、２６歳を境に次々に結婚していきました。一緒に遊ぶ相手が居なくなり、一抹のさみしさを感じていました。が、その後も結婚することはなく。

２９歳の時。昇任試験が受かり、春には本部勤務から岡崎警察署へ異動となりました。その年、１０年ぶりに同期生会があり、参加した中で、私一人だけが独身でした。

結婚をあきらめていたわけではありませんが、あの当時の私は、結婚したいと思う気持ちを手放していたように感じます。だから、同期生会の最中も、特に何も意識することなく、

「いや～、世の中は結婚している人であふれかえっているな～。」くらいに思っていました（笑）。

でも、そんな私にも婚期がやって来たのです！

その会の後、岡崎警察署の人達との食事会が増え、９月に夫となる男性と出会い、１１月には入籍するというスピード婚をしたのでした！その後、４人の子を出産（３人目の次男を亡くす経験をしました。）。

まさか私がスピード結婚するなんて！

でした。

次回は、「まさか、子どもを亡くすなんて！」を書いていきます。お楽しみに～。