話してみなきゃ～分からないよっ！

会話は最高のコミュニケーション

鑑定での話です。相手の気持ちを確認したことがないのに、相談者は「相手の気持ちは、こう思ってると思うのです。」と言います。実際はどうなのでしょう。私は、「相手にそう思っているか聞いたことはありますか？」と尋ねると、ほとんどの方が「ない。」と答えます。

なぜ、確認もせずに「相手はそう思っているだろう。」となるのか。その原因のほとんどが、コミュニケーション不足からなるものです。夫婦であっても、会話をして相手の気持ちを確認してみることって大事だと思います。どちらかが離婚を考えている夫婦間には、会話というとても大切なコミュニケーションは無くなるもので、実際のところ私がそうでした。

そう。離婚を考えていない夫婦ならばなおさら、お互いの気持ちを確認するためにも、会話をすることをお勧めします。

確認する勇気

先日の鑑定で、妊活中の女性が、「自分の体に負担がかかるけれど、もう一度妊活をしたい。」と、相談に来られました。以前、薬の副作用でとてもつらい思いをしたとのことでした。私は、そのことをご主人に話したのか尋ねると、女性は大粒の涙を流しながら、「まだ話していません。」と、言いました。私はなぜ話していないのか尋ねると、「答えを聞くのが怖いから。それに、そこまでして子どもを欲しいとは思っていないと、言われると思う。」と、話されました。

女性はご主人の気持ちを確認することなく、一人で苦しんでいると感じました。女性に、タロットカードを一枚引いてもらいました。女性が引いたカードは、「恋人たち」のカードでした。このカードから感じられることは、ご主人は妻である彼女との楽しい会話、つまりコミュニケーションを望んでいるのだと分かりました。

そのことを女性に伝えると、女性は「分かりました。私の気持ちを伝えて、夫の気持ちも聞いてみます。」と話されて、鑑定を終了しました。お互いの気持ちを知るには、やはり会話が一番の方法です。勝手に相手の気持ちを創造するのではなく、まずは確認する勇気を持ちましょう。

「話してみなきゃ～分からないよっ！」これって名古屋弁かな(笑)