人には人の物差しがあるって知っていますか？

自分の物差しを相手に押しつけると怒りの感情が出てくる

最近耳にした話です。一人一人、考え方って違いますよね。全員が同じならば、ケンカはもちろん争いごとが起こることはありません。でも、ケンカや争いごとが起こる原因の一つに、「自分の物差し（考え方）を相手に押しつける」ことから、その考え方が受け入れられなかったとき、それが怒りに変わってしまう。あなたも、そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。私も身に覚えがあります。自分の考えを真っ向から否定されたとき、なぜ分かってくれないの！と、怒りの感情を持ったことを思い出しました。

人は人、自分は自分

自分の物差しで、それを相手に押しつけると、人って反発したくなりますよね。その分かりやすい例えといえば、親子関係ではないでしょうか。幼少期、母親から押しつけられた常識を、思春期の頃にそれは違うだろうと気づき、反発するようになる。母親は、今までは自分に対して従順だった子どもが、その考えを否定してくるようになると、ほとんどの場合、怒りのモードに変わるのではないでしょうか。そのような感情を持たないためにも、「人は人、自分は自分。」と相手に対し、それが子どもであっても線を引いて対応するのが良い方法だと、話を聞いていて思いました。

あなたは、自分と人を線引きできていますか？