人生には体験と経験が大事！

失敗は失敗ではなく、そのことを体験、経験したことになる

あなたは今までに、何かしら失敗した経験はありますか？私はもちろん、失敗の経験は数えきれないくらいあります。

その失敗と思われることって、その後、「あの時の失敗が役に立った。」という記憶はありませんか。

例えば、雨が降って滑りやすくなっているところで転んでしまったという失敗をした場合、次からは、雨で濡れているところを歩く時は、転ばないように気をつけて歩くようにしようと、失敗から学んでいるということになりませんか。

この失敗から学んだことで、次は失敗しないようにと、転んだ経験が役に立ったことになります。もし、転ぶという経験がなかったら、濡れているところでまさか転ぶとは思わないかもしれませんよね。

失敗を経験させることは大切

お子さんの相談でいらっしゃるお母さんたちの中に、「子どもには失敗させたくないです。」とおっしゃられる方がいます。でも、それって子どもの失敗から学ぶ経験、体験する機会を奪っているともいえるのではないでしょうか。

私が、そのことをお伝えすると、ほとんどの方は「そうですね。でも、だって。」と続けられます。

想像してください。

子どもが社会へ出て仕事で何かしらの失敗をしたとき、その失敗を親として助けられるのでしょうか。もし、そのお子さんが幼少期から失敗してきたことで何かしら気づき、学んでいれば、その失敗の時の対応も何かしら違ってくるのではないでしょうか。

仮に、失敗したことが無く育ったとしたら、大人になってからの失敗って、なかなか凹んで立ち直るのに時間がかかると思いませんか。だから、親として子どもさんの「失敗する」という経験を、むやみに止めないでほしいと思います。

人生にムダなことはない

そう。失敗は失敗ではなく、経験、体験したことでムダにはなりません。失敗は人生にとって大切なものです。

すべてのことが、人生にとって大切な経験値を上げることだと、私は思います。その体験をしたくて生まれてきたともいえます。

「人生にムダなことはない。」失敗した分だけ、経験値が高くなり、一回りも二回りも成長できます。これからも、どんどん失敗していきましょう！