「人のふり見てわがふり直せ」とはよく言ったもので

テニスコーチへの苦情

私が毎週通っている、テニススクールでの出来事です。

今年の７月からクラスが一つ上がり、前のクラスで長い間お世話になっていたコーチも変わり、２０代前半の若いコーチになりました。そのコーチ。性格なのか、コーチ経験が少ないからなのか、指導の仕方がいまいちに感じていました。

その日のスクールに、違う曜日から振り替えでレッスンに参加した女性がいました。私は、以前からその女性の存在は知っていましたが、一緒にレッスンをするのは初めてでした。

一通りレッスンが終わり、終わりのあいさつ間近になった時、その女性がコーチに質問をしました。「練習では何がやりたかったのか分からなかった。もっとはっきりと手本を見せるなりして、指導をしてほしかった。」と。私にも言っていることは、少し共感できましたが、それならば、なぜその時に言わないのか。言えない雰囲気ではなかったように思います。

それに、一緒にレッスンを受けていて、私にはその女性はコーチの説明をあまり聞いていないように感じました。その女性の思い込みなのか、レッスン経験が長いのでコーチに対する指摘が鋭いのか。

それにしても、聞いていて、あまりいい気分ではありませんでした。

自分はどうなのだろう

その女性の、その行動を見て「自分はどうなのか？」と、少し見直すいい機会になりました。長いことやっていると、いろいろと思うことも出てくるだろう。でも、相手の立場や気持ちを考えたうえで、謙虚な言動をするに越したことはないなと。

教わる立場もそうですが、私も教える立場の仕事をしているので、相手の求めるものを分かりやすく提供できるようにしたいと、今回の女性を目の当たりにして気づかせてもらいました。

「人のふり見てわがふり直せ」

今一度、見直していきたいと思います。