四柱推命の命式に「甲己」干合を持っている父は義理堅いです

発熱が続いていた父は入院しました

私の父は、昨年夏から自力で歩けなくなり、寝たきりとなった今。要介護５の判定を受け介護施設に入所しています。その父が、先月から３８度台の発熱が続いており、その原因が尿道に溜まる膿ではないかということで、病院へ付き添いで行きました。

父は、施設から介護タクシーに乗り、私と病院で合流しました。病院には何度か受診に来ていますが、少し年相応の物忘れがあるのか、まるで初めて来たかのように話します。

今日の診察は、とても混んでおり、待ち時間が１時間ほどありました。

その時の会話で、「お前にこんなに迷惑をかけてしまっているから、何かお礼をしないと先には死ねないな。」と言うではありませんか！四柱推命の命式に「甲己」の干合を持つ父は、とても義理堅いのでそう思うのも分かりますが、私より先に死ねないって（笑）。

何せ、私は１２０歳まで生きようと思っているので、そうすると父は１５０歳くらいまで生きていないといけないことに！明日５日で８３歳の誕生日を迎えますが、まだまだ生きる気満々な父です。

症状はあまりよくない様子で

父が入院後、担当の医師から病状についての説明を受けました。どうやら、４年ほど前に診断を受けた大腸がんの進行が、今回の発熱の原因ではないかと言うことでした。また、下血もあり貧血に近い状態で、もっとひどくなると心臓が止まることになると説明を受けました。

そう。４年ほど前に大腸がんのステージ３と診断を受けましたが、特に何の治療も受けることなく、今日まで生きている父です。ここまでよく生きていたなと、正直に思います。

「こんな姿になって人生真っ暗だな。」と、話していた父です。退職後、好きなことをして自由に過ごしていた父には、真っ暗な世界なのでしょう。でも、父がこんな風にでもならなければ、私は父のことが嫌いでした。話もしなかったくらいです。今は、母よりも気楽に話せる存在になっています。

この時間もあとどれくらいあるか分かりませんが、生きている父と、もう少し話しておこうと思います。

あなたにも、話したい人はいますか？