占い師は友だちではありませんよ

話し相手がほしいからといっても占い師は友だちではありません

先日鑑定にいらっしゃった７０代の女性。昨年ご主人を亡くされ、現在一人暮らし。娘さんたちとは事情があり、なかなか会えない状態だそう。そんな一人で居るさみしさを話されました。私の鑑定は、時間があってないようなもので、その日は後の予定が入っていなかったので、その女性が話されたいだけ話を聞いていました。気づけば２時間以上経っていました。女性は話したいだけ話したせいか、すっきりされた様子で帰られました。その後、その女性から何度か電話がありました。鑑定の話した内容の確認でした。その女性は、鑑定ではないのにこちらの事情を気にすることなく話を続けようとします。私は、女性の友だちではありません。あくまで、仕事として話を聞くのであって、友だちとして聞くことはありません。

その女性に鑑定でアドバイスしたことを繰り返しお伝えして、「自分の生き方に向き合う」ことの他、習い事などで話せる友だちを作ることを促しました。

安心して話せると思ってもらえるのはうれしいことですが

私が、元警察官だからと安心して話せる相手だと思ってもらえるのはうれしいことですが、今は占い師として仕事で相談に乗る立場です。相当ウマが合わない限り、友だちにはなりません。一人のさみしさを紛らわしたいのなら、同じ趣味の仲間を作るため習い事を始めるのが一番いいと思います。また、若いころにやっていて楽しかったことを、もう一度始めてみるのもいいと思います。さみしいからといって、占い師を頼ることは依存することになります。それって占い師が儲かるだけの話で、私はお勧めしません。そうならないためにも、いつ一人になっても生きていける術を、今からでも見つけておきましょう。