占い鑑定師 - 高橋理恵

子どもの不登校について思うこと

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子どもの不登校について思うこと

 

 

 

 

次女は小学5年生の時に不登校を宣言しました!

私の次女は、小学5年生の3学期から、「学校へは行きたくない!その時間に大好きな絵を描いていたい!」と、不登校を宣言してきました。

次女が学校へ行きたくないと言い出していたのは、4年生の頃からでした。同じクラスに、転校してきたのに1度も顔を見たことがない不登校の子が居ると。その子のことをあげて、「学校へは、どうしても行かなといけないのか。」と、私に尋ねてきたことがありました。

その時の私は、「小学校は遊びみたいなものだから、行けばいいよ。その子は何をしているのだろうね?」と、反対に聞き返していたくらいでした。

次女の気持ちをあまり気にすることなく、その後も過ごしていました。そんな次女の、不登校宣言を受け、私は次女に「それならば、明日、荷物を全部持ち帰って来なさい。」と伝えたところ、次女は、翌日、学校から帰宅すると、「お母さん、荷物を全部持ち帰ってきたから、学校に連絡して!」と言うではありませんか!

 

 

学校で死んだ魚の顔をしていた

それから私は次女に、「今まで学校で何か問題があったのか。担任が嫌いとか、友だちと何かしらのトラブルでもあったのか。」を尋ねました。

しかし、次女の答えは、「いや、何もない。担任の先生はいい人で、友だちとのトラブルも何も無いよ。ただ、学校へ行っているあの時間がもったいないと思うだけ。」と、はっきりと答えました。

その後も、いくつか質問しましたが、次女の気持ちはブレることなく「友だちに、授業中の顔が死んだ魚みたいだったよ。」と言われたことがあるそうで、その時の顔をして見せてくれました。

 

 

長女にも相談しました

その日、ちょうど中学2年生の長女が家に居たので、長女の意見も聞きました。すると長女は、「学校何て必要ないんじゃない。特に妹は、絵が上手なんだから行かずに絵を描いていた方が良いよ。」と言うではありませんか!

確かに、次女は絵が上手で、他の誰よりもずば抜けていました。その才能を姉である長女が認めているなんて!その長女の言葉に、占い師をしている私の心も決まりました。

これからの時代。何かしらに突出している人たちが活躍していく時代がやって来る。いや、もうやって来ていると。

それならば、次女は芸術方面で、その能力を開花させていけばいいだろう。私たち親世代の古い考え、常識、世間体などから脱却し、次女の能力を押さえつけることなく伸ばしていくことに力を貸そう!長女の言葉で、私の思考も変わりました。

次女の気持ちを尊重し、学校へは行かなくてもいいと。

 

 

担任にも次女の気持ちを伝えた結果

その日のうちに、学校へ連絡しました。やはり、担任も何かしら問題があっての不登校なのでは、と心配されましたが、次女の気持ちをそのまま伝えました。電話では、担任も納得したような、してないような感じでした。

土日を挟んだ月曜日に、担任が家までやって来て、次女と話をすることに。そこでも次女のブレない気持ちを確認した担任は、「学校へ来たくなったら、来ればいいよ。いつでも待っているから。」と、次女の気持ちを少し理解してくれていた様でした。

その後、次女は図工で版画を制作中のものがあり、それを完成させたいと、図工の授業だけ登校することになりました。

 

 

クラスメイトの反応を心配しました

2月から、図工の授業だけ登校することになった次女です。当初、クラスメイトの反応が気になりましたが、意外にも「次女ならそういう選択もありだろう。」と、快く受け入れてくれたそうで、担任も私も安心しました。その後も、図工の授業だけ登校し、5年生を終えました。

 

 

家に居る間にしていたこと

学校へ行かなくなった次女に、私は家での任務分担をすることにしました。私が毎朝ルーティンでしている掃除の分担です。主に2階を掃除してもらい、しばらくしてから、お風呂掃除と玄関の生け花の水替えも分担しました。

また、次女は小動物を飼育しており、その世話もしています。私がそれらの世話をすることは、ほぼありません。「世話をしないのなら、外へ放り出すよ。」とだけ伝えてあり、私の有言実行の怖さを知っている次女です。日々、せっせとお世話にいそしんでいます(笑)。

私が時間にゆとりのある時は、次女の芸術性を伸ばすため、自然豊かな場所へと足を運んでいます。そうこうしているうちに、学校へ行かなくなった次女の絵の技術は、格段に上がっていきました。

 

 

中学生になった今も不登校です

6年生の時も、5年生の時同様、図工の授業だけ登校していました。課外授業などにも参加することは無く、卒業式の練習に何回か参加し、無事に小学校を卒業しました。

さて、中学校はどうするか。「芸術家になると決めている次女に、中学の勉強は必要ない。あの軍隊みたいな世界には行かない方がいいだろう。」との、長女の意見を参考に、次女の気持ちを確認しました。次女は、「中学は行かない。美術の授業にも行かない。」との答えでした。

そして、入学式に参列。1日だけの登校で、今に至っています。次女の担任は、その年卒業した長女の担任だったこともあり、長女からも話を伝えてあったそう。素晴らしき姉妹愛(笑)。それもあって、次女の不登校に理解を示してくれています。

 

 

次女が学校へ行かず家に居て思うこと

私にとっては、とても助かる存在に感じています。なぜなら、私が外出していて突然の雨が降ってきたときなど、家に次女が居てくれるので、洗濯物を取り込むことをお願いすることができます。他にも、宅配の受け取りや、その他用事を頼むことができ助かっています。当初、食事の心配や面倒なことがあるのでは、と思っていましたが、「苦」に感じることはありません。

 

 

次女の未来は次女の未来

勉強しなくても大丈夫なのか。その後はどうするのか。私は、まだ見ぬ未来を心配しても仕方のないことだと思っています。例え、学校へ毎日登校していたところで、勉強嫌いでできない子は多いですし、勉強ができたところで将来それが約に立つのかなんて、その子にしか分からない事でしょう。

私は「長所伸長」という言葉を聞いたことがあります。良いところを伸ばしていけば、良くないと思われることは見えなくなってしまうもの。

それを、次女はもちろんのこと長男長女にも伝えています。私の体験で、楽しくやれていることは身になったけれど、嫌々やったことは、何一つ身にはならず、嫌な思い出だけが残っています。

そのことから次女をはじめ、子どもたちには自分の価値観を押し付けることなく、彼らの未来を見守ることにしています。子どもたちの未来はこどもたちのもの。私の未来ではない。それぞれの未来を、これからも楽しく見守っていきます。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    らーま

    占い鑑定師
    四柱推命やタロット占い、手相占いを中心に他の占いも組み合わせた鑑定を行なっています。

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