タロット占い教室にて思うこと

本人も気づいていない気持ちをカードが教えてくれる

名古屋市天白区の「カフェ  ピーニャ」で開講している、タロット占い教室でのことです。この日の教室は、私がタロット占いを初めて教えた生徒さんでした。４年目になる生徒さん。毎回、タロットの世界を楽しく学んでいますが、あまりご自身のことを占うことは無くなっていました。

今回は、この半年を振り返る占いとして、近未来を占うことにしました。タロットカードは、おおむね３か月先の近未来を占えるものと、私はとらえています。中には半年先になるかも～、とすぐには変われないこともあると感じることもあります。

生徒さんの未来の位置に「死」の正位置。キーカードに「塔」の正位置と、少し強烈に感じるカードが現れました。この「死」のカード。何かしらを止めることになるだろう、と予想されます。また、「塔」のカードは、トラブルなのか。それとも激しい感情の爆発を表わしているのか。本人もまだ気づいていない何かしらがあるのだろと、読み取れました。

「塔」のカードはトラブルではなく

生徒さんに話を聞いていくと、数年ぶりに中学の同窓会が開かれることになり、その幹事をやっているとのことでした。相談者の深層心理の位置に「皇帝」の逆位置が出ていることから、幹事で主導権は握れていないのだろうと思い、聞いてみると「その通り。」とのことでした。その同窓会にはたくさんの幹事がいて、生徒さんがいなくても問題は無いので、「辞めてもいいかな。」と思っているとのことでした。それが未来の「死」カードでした。

タロット占い的に「塔」のキーカードが何を表わしているのか。そのことが気になりました。どうやら、トラブルやケンカではなく、幹事の集まりが夜遅く、場所も遠いことから行きたくない気持ちがあるとのことでした。そう。塔のように暗くて距離に問題があることを表わしていたのでした。

いつまでも学びです

何年やっていても、新しい発見があるタロットカード。とても深く、学びが多いです。こんな面白さのあるタロット占い。あなたも一緒に、タロットの世界を楽しみませんか？