タロットカードが教えてくれること

「愚者」のカードの意味

私が教えるタロット教室で、５年目になる生徒さんの仕事の悩みを占いました。

その教室の生徒さんは、女性２名。まったく知り合いでもなかった私たちですが、今ではお互いのことを話す仲になっています。

その一人の生徒さんが、先月新しい仕事を始め、その職場でのことで悩みがあるとのこと。それを、もう一人の生徒さんが占うスタイルで、今回の教室は始まりました。

そこに出てきた「愚者」の逆位置のカード。

このカード。正位置の場合、何も考えていない状態。お気楽な感じの意味がありますが、逆位置の場合は、そのお気楽さではいけないことに気づいた状態になります。

もう少し詳しくいうと、正位置の「まぁいっか」から、逆位置は「基礎からしっかりやらないと」になる感じです。

キーカードとして、愚者の逆位置が出ていたので、土台作りから始めていくことを示していました。

タロットを離れて手相も少し教えています

生徒さんたちは、それぞれタロットを読めるまでになっているので、他の占術も教えています。

今は、手相を少し教えていて、今回、運命線の読み方について解説していきました。手相の読み方は、線がどこから現れて、どの丘に向かっているかで読んでいきます。

生徒さんたちは、「まず、丘の意味から覚えていかないと。」と、話されました。

その話をしていたところ、仕事の悩みを占ってもらった生徒さんが、

「分かりました。カードの読みは分かっているから理解できるけれど、手相は基礎が分かっていないから、何を話しているのか理解もできないですね。私の職場の人たちも、その状態なのですね。」

と、妙に納得していました。

そう。彼女にとっては、分かっていることでも、彼女の職場の人たちは分かっていなくてやってしまっていることがあったのでしょう。だから、土台作りのカードが出て、そのことに気づかされたのでしょう。

タロットカードは今を教えてくれます

タロットカードは、過去、現在、今の状況を的確に教えてくれるツールです。未来は、あくまでも未来であって、その時、相談者の気持ちが変われば、未来も変えていくことができるものです。

あなたもタロットカードで、今を知って、未来を明るい方へと変えていきませんか。

「タロット教室」「手相基礎講座」ともに生徒を募集中です！興味のある方、習いたいという方はぜひ、お声掛けください。