その恐怖心はあなたが創っていませんか?
その恐怖心はあなたが創っていませんか?
子どもを学校へ通わせることが不安に思う
私は今年度、町内会の子ども会会長をやっています。昨年の秋祭りの頃の話です。ここ2,3年前に引っ越してきたばかりの幼児のいる家庭へ声を掛けに行きました。家から出てきたのは、その家に娘さん家族と一緒に住むおばあさんでした。娘さん親子は外出しているとのことで、しばらく話をしていると、そのおばあさんはこんなことを話しました。「孫を小学校へ通わせることが今からとても不安に思う。」と、言うではありませんか。
自分の心の中で恐怖を創り上げている
私は、生まれ育ったこの町で、今まで大きな事件は聞いたこともなく、子どもたちを通わせていても不安に感じたことはなかったので、私は、そのおばあさんに、「実際に危険な目に遭遇したことがあるのか?」と、尋ねたところ、「いや、テレビで子どもの事件のことばかりを言っているから。」と、この学区内で実際に起きてもいない、ましてや遭遇したわけでもなく、ただテレビでそう言っているからと、自分の心の中で恐怖を創り上げていたのです。
実際には何も起きていない
私の体感では、何も恐怖なことはないし、実際に何も起きていない。なのに、そのおばあさんの中では、孫を小学校へ通わせることはとても危険で、怖いこと、となってしまっていたのです。こういう話は、このおばあさんに限ったことではなく、私のところへやってくる、相談者の方にも多いです。そう、まだ起こってもいないことを不安に思い、そこから恐怖へと創造している。
心配事の95%以上は起こらない
これら心配事の95%以上が、実際には何も起こらないと言われています。天気予報で例えると、雨が降る確率5%未満で、傘を持って出かけますか?そう。私には、95%以上安心な町と思っていても、かたやほんの5%未満だけなのにも関わらず、まるで95%以上の不安な町だと感じている人もいる。物の見え方、捉え方でこんなにも違いがあるとは、本当に驚きです。
実際に経験、体験、行動する
これら、不安感から抜け出すにはどうしたらよいのでしょう。このおばあさんの場合は、自分で町を歩き、確認してみる。そして、この町に住んでいる人の話をもっと聞いてみることが必要に思います。そうすれば、テレビの中の恐怖と、実際に住んでいる町の体感が変わってくるはずです。おばあさんはコロナの世界になってから、怖くて外出することを控えていると言っていました。外の世界は怖くはないです。自分で経験、体験、行動する。そうすれば、恐怖心も和らいでくるのではないでしょうか。
同じことはコロナにも言えるのではないでしょうか
テレビで連日報道されていたコロナ。初期の頃、罹ったら死に至る恐ろしい病気だ!と、言われていましたね。私が住む隣接の区の方が菌を持ち帰った、などとテレビで大きく報道され、少しの間騒ぎになっていました。2020年4月に緊急事態宣言が出され、子どもたちは学校が休みになり外出を控えるようにと、でも大人は仕事していましたね。私も当時、コンビニで働いていました。あれからも今も変わらず、私の周りは平和でした。もしかするとコロナも、テレビの中だけのことだったのでは、とさえ思えます。
やはり恐怖心は自分が創り上げているもの
私は、コロナが騒がれ始めた頃から、テレビをほとんど見なくなりました。コロナのことしかやっていなかったし、面白い番組もなかったからです。そのせいか、テレビを見ている人たちよりもコロナの情報を知らないので、それほど恐怖に感じることはなかったです。いつも通りの生活をしていました。そう思うと、やはり恐怖心って、自分で創り上げているものなのでしょうね。恐怖心から逃れるには、いったん、情報から離れることをお勧めします。そして、実際に人と話をしたり、その場へ足を運んで、感じてみる。じっと考えているよりも、その場の空気を感じた方が答えも早く出ます。
大丈夫の感覚を身につける
それでも不安に感じる場合は、「大丈夫、大丈夫、大丈夫」と、自分に言い聞かせてください。そして、何が自分を不安や恐怖にさせているのか、自分に問いかけてください。それって、死んでしまうくらいのことなのか。死んでしまうくらいのことでないのなら、大丈夫。何とかなります!だって、「自分の未来は自分が創っているのだから。」今日も、これからも、自分のことを大切にして楽しい未来を創造していきませんか。
前の記事へ
次の記事へ